下北沢に「薬膳火鍋」の中国家庭料理店-アート作品も展示

2階に展示されている絵画を前に笑顔の張本里華さん。「日本もNYのように、お店にたくさん絵画を置いて街がアートであふれたらすてきだと思う」。

2階に展示されている絵画を前に笑顔の張本里華さん。「日本もNYのように、お店にたくさん絵画を置いて街がアートであふれたらすてきだと思う」。

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 下北沢南口に5月18日、中国家庭料理店「百楽門酒家」(世田谷区北沢2、TEL 03-3419-5770)がオープンした。

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 同店はもつ鍋店「元祖巣」(北沢2)を経営する光倫商事(北沢2)社長の張本光夫さんと、ファッションセレクトショップ「Lifa la france」(経堂1)の経営やアートディレクターを務める娘の里華さんによる共同企画で出店。店舗面積は70坪、席数は17席。同店2階では里華さんがセレクトした絵画も展示する。「食により体の内側からきれいになることと、アートに触れて心が豊かになること。その2つをかなえられる店にしたかった」(里華さん)。

 料理は60種類の漢方を使用した薬膳火鍋がメーン。生薬のブレンドには「医食同源」と呼ばれる中国の食文化から生まれた食材の組み合わせ法を用いる。2種類のスープの味を楽しめるよう、鍋を仕切りで二つに区切り提供する。

 鍋のサイズは大鍋(2,000円)と小鍋(1,500円)の2種類。具材は牛肉(800円)、白菜、中華湯葉(以上380円)など約30種類の中から選択する。ラム肉など10種類以上の具材が入った百楽門火鍋セット(2,280円)も。ドリンクは生ビール(530円)、芋焼酎こく紫(630円)、かめ出し紹興酒 9年(580円)、竹鶴ハイボール、自家製の梅酒(以上530円)など。

 客層について、里華さんは「会社帰りのサラリーマンや、家族連れ、おしゃれな女性グループなど20~60代まで幅広い」と話す。「展示中の絵画は、わたしがスカウトした美大生が描いたもの。下北沢にはアートを愛する人が多いので、よりたくさんの人に楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は17時~24時。

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