下北沢で偏向報道がテーマのサスペンス演劇-青学生主宰劇団が上演

公演フライヤーのデザインは、瀧太郎さんが手がけた

公演フライヤーのデザインは、瀧太郎さんが手がけた

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 下北沢南口の「しもきた空間リバティ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3413-8420)で現在、「劇団けったマシーン」の第3回公演「アイツは世界を変えるらしい」が行われている。

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 同劇団の主宰は青山大学院大学2年の鳥越永士郎さん。鳥越さんは名古屋出身。高校時代から演劇を始めた。劇団名の由来について、「(東海地区では自転車のことを「けったマシーン」と呼ぶ場合もあることから)名古屋出身であることをアピールしたいのと、自転車という日常的な乗り物と同様に日常を切り取るように描く演劇が好きだから」と話す。 

 主人公は、偏向報道があふれる中で働く制作会社の編集者。ある地方都市で当選を果たした市長の報道や、学生時代の友人が容疑者となった事件の報道などのエピソードを盛り込み、「偏向報道による記憶のねつ造」と「思い出の美化」をテーマにしたサスペンスドラマ。見どころについて「演劇を作る上で最も意識しているのはドラマ性。どう主人公が変わっていくのか、その変化を楽しんでもらいたい」と意欲をみせる。

 今後の活動について、「下北沢での公演が今年12月と来年3月にも決まっている。今後もいろいろな劇団との交流を深めながら、下北沢という街で演劇を上演したい」と話す。

 スケジュールは劇団の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=1,500円、当日=1,800円。公演は今月19日まで。

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