下北沢で近未来SF劇-劇空間の一部としてトイレ・階段も装飾

「夜のジオラマ」のフライヤー

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 下北沢の小劇場「劇」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で、11月19日より、演劇ユニット「SPIRAL MOON」の第23回公演「夜のジオラマ」が行われる。

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 同ユニットの主宰は演出家・女優の秋葉舞滝子さん。1997年の旗揚げ後、2006年に愛知県芸術劇場演劇フェスティバルでグランプリを受賞するなど公演を重ねてきた。ユニットの特徴について、秋葉さんは「毎公演、作家も役者も固定せず、作品ごとに違うカラーを出している。30代や40代のお客さまが多く、日常生活に疲れた人達に寄り添えるような作品作りを心掛けている」と話す。

 今回の公演は、「劇団ジャブジャブサーキット」のはせひろいちさんの書き下ろし作品。2007年の初演に続き今回が2回目の上演となる。信念を貫くために孤独な闘いを選んだ一つの家族の物語。秋葉さんは「30年という時間を行き来する近未来SF劇。見終わった後に家族に電話をしたくなるような温かい物語。舞台上だけでなく、トイレや階段も装飾されているので、劇場に足を一歩踏み入れたところから劇空間を楽しんでもらいたい」と話す。

 開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,500円、当日=3,800円。11月28日まで。

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