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下北沢に新潟発のカツ丼店-ソースを染みこませた「タレカツ」売りに

同店のカツ丼。米は、新潟産のこしいぶきを採用している

同店のカツ丼。米は、新潟産のこしいぶきを採用している

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 下北沢南口に5月26 日、「新潟カツ丼 タレカツ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3413-2913)がオープンした。 

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 飲食店運営や経営コンサルティングを請け負う「ラグーンインターナショナル」(千代田区)が経営する同店。2007年に1号店を神保町にオープンした。同社の阿部信明社長は新潟県新潟市出身で、開業のきっかけについて、「あまり知られていないが、新潟市では明治時代のころからカツ丼が有名。僕にとって小さなころから親しんだ味を、東京にも広めたいと思った」と話す。下北沢店は4号店。店舗面積は12坪、カウンター席、テーブル席合わせて24席。

 メーンの「カツ丼 3枚カツ」(690円)は、「一度揚げたカツを、すき焼きの割り下のような甘辛のタレにくぐらせ、ご飯にのせて食べる。一般的なカツ丼のように、上からソースをかけなくても十分味が染みこんでいるのがおいしさのポイント」(阿部さん)。このほか、群馬産のもち豚を使用した「ヒレカツ丼 3枚ヒレ」(850円)、「女性に人気」だという「野菜カツ丼」(800円)など。トッピングには「ぶっかけ温玉」(100円)も。全品テークアウトできる。ドリンクは「三ツ矢サイダー」(200円)、「サントリー黒烏龍茶」(250円)など。

 同店のカツ丼はこれまで数多くのメディアに取り上げられており、テレビ番組での紹介を見て泉田裕彦新潟県知事が訪れたこともあるという。「新潟県でも、カツ丼を県全体で売り出していく動きがここ数年で活発になってきている。新潟市では、4年前の時点でこのカツ丼を扱う店は約2、30店ほどだったが、ここ最近では約90店ほどに広がっている。『タレカツ』がそのきっかけになれたのならうれしい」と阿部さん。

 下北沢でのオープンについては、「もっとたくさんの人へ広めていくには、新しいものを受け入れてくれる街がいいと思った」とも。

 営業時間は11時30分~23時。

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