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下北沢で劇団「ヨーロッパ企画」本公演-ならず者たちの夜を描く

前回公演「ロベルトの操縦」の舞台写真

前回公演「ロベルトの操縦」の舞台写真

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 下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で12月5日から、劇団「ヨーロッパ企画」の第31回公演「月とスイートスポット」が行われる。

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 上田誠さんが主宰し、京都を中心に活動する同劇団。年1回の本公演では国内各地を巡回し、1万人以上を動員している。過去の舞台作品「サマータイムマシン・ブルース」と「曲がれ!スプーン」が本広克行監督によって映画化されたことも話題になった。

 同公演は、ならず者の登場人物たちが夜の街をさまようことから始まる物語。「漂流コメディー」とうたったことについて、上田さんは「時空を超えて漂流する意識を描きたい」と話す。「今回も、誰も見たことがないようなばかばかしさを、出演者・スタッフの皆で形にする」とも。舞台美術は、2011年に伊藤熹朔賞を受賞した新鋭の長田佳代子さん。

 下北沢の街については、「都市計画の多くが空から見た街づくりであるのに対して、下北沢は人間サイズの人間目線で作られているところが魅力」とも。

 東京公演は16日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=4,000円、当日=4,500円。チケットは各種プレイガイドで発売中。

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