下北沢南口で13年間営業し、今年7月30日に閉店したお好み焼き店「二三六」(世田谷区若林4、TEL 03-3411-1504)が9月19日、松陰神社前に移転して営業を再開した。
東大阪出身のオーナー、小原克美さんが明石焼きやねぎ焼きなど関西風味の粉もの料理を提供する同店。下北沢で営業していたころは、来店客の95%をリピーターが占めていたといい、週末には店内だけでなく路上にまで人があふれていることもあった。
移転の理由は、物件所有者の都合により建物の取り壊しが決まったため。下北沢を閉店する際は移転先が決まっていなかったといい、小原さんは「突然店を閉めることになってしまい、常連の方に閉店のあいさつも新しい店を教えることもできなかったので申し訳ない」と話す。ネットの口コミで移転を知って訪れる常連もいるといい、「ネットのことは詳しくないが、口コミで伝えてくれる人がいるのがうれしい」とも。
移転先に選んだ松陰神社前の新店舗は店舗面積4坪、カウンター8席。近隣の住人や家族連れ、カップルなどの来店が多いという。
メニューは卵、しそチーズをはじめとする「明石焼」(550円~)3種、豚」、牛筋などの「ねぎ焼」(900円~)5種、「焼きそば」(600円~)3種など。ドリンクは瓶ビール小瓶(450円)、ハイボール(450円)、ソフトドリンク(300円~)など。
営業時間は11時45分~14時、15時~23時。木曜定休。