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駒場で大みそかの夜描く舞台「初雪の味」-2都市の言葉で上演

2004年上演版「初雪の味」の舞台写真(撮影=大石広和)

2004年上演版「初雪の味」の舞台写真(撮影=大石広和)

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 駒場の「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場1、TEL 03-3467-2743)で12月28日から、劇団「青☆組」の公演「初雪の味」が行われる。

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 主宰の吉田小夏さんを中心に、2001年にプロデュースユニットとして始動した同劇団。昨年夏、メンバーの固定化に伴い劇団化した。近年では地域交流や教育の現場での演劇ワークショップなども開催している。

 同公演は、日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2003」(作/演出部門)で審査員特別賞も受賞した、初期代表作の3回目の再演。ある一家の4年間の大みそかを描く。見どころについて、吉田さんは「今回は鎌倉と会津という2都市を舞台に、それぞれの土地の言葉を生かした上演を試みる。一つの戯曲で二つの土地の言葉を楽しんでもらいたい」と話す。鎌倉編と会津編の2バージョンを上演し、鎌倉編は吉田さんが作・演出を担当。会津編は、会津出身である「箱庭円舞曲」の古川貴義さんが方言翻訳と演出を担当する。

 公演は1月6日まで。開演時間は、劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,200円・当日=3,400円・二都市セット券=5,600円。チケットは、同サイトで発売中。

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