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旧下北沢駅舎「らいぶはうすEKI」で最後のライブ-トリは曽我部恵一さん

曽我部さんがライブ中に夕立が降り、「雨が止むまでやって」という観客の声に応えて時間を延長する場面も

曽我部さんがライブ中に夕立が降り、「雨が止むまでやって」という観客の声に応えて時間を延長する場面も

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 旧下北沢駅舎に作られた「らいぶはうすEKI」で7月6日・7日、下北沢にゆかりのある13組のアーティストが無料ライブを行った。

曽我部さんをステージに招く二位さん

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 無料ライブは下北沢周辺で7月4日から行われていた「第23回 下北沢音楽祭」の一環。「らいぶはうすEKI」は、小田急電鉄の協力の下、「CLUB Que(クラブ・キュウ)」(世田谷区北沢2)と「Cafe Kick(カフェ・キック)」(同)がプロデュースし、全てボランティアスタッフで運営したという。

 当日は多くの観客が足を運び、一時入場規制がかかることも。冷房設備のない会場ながら、複数の大型扇風機を回したり、常にスタッフが観客の体調を気遣うアナウンスをしたりするなどの配慮を欠かさなかった。

 「クラブ・キュウ」店長の二位徳裕(にいなるひろ)さんは、ステージ上で「お客さんを電車に乗せるためのこの駅でしたが、最後の役目は曽我部恵一さんのライブです」と、2日間のライブでトリを務めるアーティストを紹介。

 シンガー・ソングライターの曽我部さんは、「変わっていくと忘れちゃうけど、昔は下北沢駅の下にドトールがあって、そこにそば屋とレンタルビデオ屋があったよね」と、思い出を語りながら10曲を演奏。「下北沢の街が変わっていくことは、あまり僕は気にしていないですね。駅が地下化したからといって寂しいことではないし、変化も楽しめたら」とも。

 旧駅舎は今月18日に取り壊し工事が始まる。

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