下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で1月11日、劇団鹿殺しの復活公演「ランドスライドワールド」が始まる。
主宰の菜月チョビさんを中心に2000年、兵庫県西宮市で旗揚げした同劇団。関西を中心に活動を始め、2005年から東京公演を行っている。昨年11月から、文化庁の新進芸術家海外派遣制度により、菜月さんがカナダに派遣されていたため、本公演を休止していた。その間、作家の丸尾丸一郎さんによるプロデュース公演に力を入れた活動を行い、チケットが即日完売となったCoccoさん主演舞台「ジルゼの事情」など、新たな試みを続けていた。
同公演は、菜月さんの演出による1年ぶりの本公演となる。2009年に上演した音楽劇「ベルゼブブ兄弟」を原案にした作品で、自由で滑稽なファンタジーを描く新作音楽劇。出演は、劇団員のほか、木村了さん、今奈良孝行さんら。
東京公演は25日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は全席指定、前売り・当日共に=4,900円。チケットは、各種プレイガイドで販売している。