梅ヶ丘に二郎系ラーメン「麺喰亭まんぷく」-国士舘大生をターゲットに

背脂が適度に浮いたスープに、自家製の生麺350グラムと大盛りの野菜が乗るボリューム満点の一杯

背脂が適度に浮いたスープに、自家製の生麺350グラムと大盛りの野菜が乗るボリューム満点の一杯

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 梅ヶ丘にラーメン店「麺喰亭まんぷく」(世田谷区梅丘1)がオープンして2カ月がたった。

店内カウンターで自家製麺を仕込む店主の志村重幸さん

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 店舗面積は11坪、席数は10席。新高円寺で「二郎インスパイア系ラーメン店」として営業していた「鶏とふじ」が梅ヶ丘に移転し、店名を変えて昨年12月16日にリニューアルオープンした。梅ヶ丘を選んだ理由について、店主の志村重幸さんは「近隣に二郎系列や二郎インスパイア系のラーメン店がなく、国士舘大学の学生さんをターゲットにできると考えた」と話す。

 10年以上前に修業していたラーメン店で二郎系の味に触れ、可能性を感じて研究を続けた志村さん。「当時は“二郎系”という言葉も聞かないころで、このスタイルになったのは偶然。若い人たちに安くておなかいっぱいになるラーメンを提供できればと思い続けている」。オープン当初から口コミによって多くの学生が訪れているという。

 自家製の太麺350グラムを使ったメニューは「しょうゆ」「塩」(以上700円)、「みそ」(750円)。半味玉・のり付きの「ハーフサイズ」(650円)も提供する。「つけ麺」(800円)のスープは「背脂(しょうゆ)」「塩(煮干し)」「かつお」「ゆず」から選べる。トッピングは「豚増し(煮豚2枚+肉ふりかけ)」「全部のせ(煮豚、肉ふりかけ、味玉、のり)」(以上300円)、「味玉」「のり」「肉ふりかけ(ひき肉とチャーシューの切れ端を炒めて提供)」「チーズ」(それぞれ100円)。食券を渡す際に「野菜の多め・少なめ」「脂の多め・少なめ」「味の濃いめ・薄め」「麺の固め・やわらかめ・少なめ」「ニンニクのあり・なし」を、それぞれ選択できる。

 今後の展開については、「学生さん向けにはもちろん、地元のファミリー層や女性にも気軽に足を運んでもらえるようにしたい。自家製細打ち麺を使い、量と脂を少なめにした新しいラーメンも提供していければ」と志村さん。

営業時間は11時~21時(スープ・麺切れによる終了あり)。日曜定休。

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