![オーナーの飯塚さん(左)と「マスタービルダー」のYukiさん](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1438755022_photo.jpg)
下北沢南口に6月20日、自転車店「Order Made Shop Riders Cafe(オーダーメードショップ ライダーズカフェ)下北沢」(世田谷区代沢5、TEL 03-5431-5299)がオープンして約1カ月半たった。
経営はライダーズカフェ(福岡市)。福岡、広島、大阪、神奈川、東京・原宿などで11店舗を展開する。下北沢店は7店目のフランチャイズ店。店舗面積は約24坪。
コンセプトは「楽しいをデザインする」。客が約20パーツを選び、オリジナルモデルの自転車をオーダーするスタイル。フレームは10種類(それぞれにカラーバリエーションあり)、シートは150種類以上、ホイールは20インチ・27インチ・700cなど合わせて11種類以上。全て自社ブランドのパーツで、頻繁に新作を発売するという。
下北沢店オーナーの飯塚航生さんは「自分だけのオリジナルを作りたい人がターゲット。おしゃれな自転車店は他にもあるが、当店はお客さま自らがデザイナーになって、オリジナルの自転車を作ることができるのが強み。自社ブランドのため、パーツのバリエーションや価格も他には負けない」と話す。
オーダーメード自転車は「バリューパック」(4万2,984円)が基本。よりデザイン性の高いフロントホイール(1万2,960円~)、リアホイール(1万4,040円~)など追加カスタムも可能。店内には「マスタービルダー」と呼ばれる社内試験をパスした技術者が常駐し、仮組みをしながらパーツを選ぶことができる。パーツが決まれば、最短30分で組み立てが完成するという。年会費3,240円の会員になると、追加カスタムやメンテナンスの工賃が会員価格になる特典も。
「ファッションや音楽を発信している下北沢は、当店のコンセプトに合っていると感じた。パーツ選びをしているときはあっという間に1~2時間は過ぎてしまうが、その時間がオーダーメードの醍醐味(だいごみ)。選んでいるときのお客さまは、童心に返ったようにキラキラしている」という。完成した自転車は客の了承を得て写真を撮り、ホームページにアップしている。
営業時間は12時~20時。水曜定休。