1月18日、下北沢にカフェ&バー「洋酒と珈琲 つむじ風」(東京都世田谷区北沢2、TEL03-5787-6755)がオープンした。
「下北沢歴20年」という店長の田近正章さんは「初めて来た下北沢は、アンティークショップや古着屋が多数あり、歩いている人のファッションも個性的で、古き良き下北沢のイメージ通りの街だった」と振り返る。
「バーキタザワ」で10年ほど働いた後、同店の閉店と自分の店を持ちたいタイミングがちょうど重なり、今度はオーナー兼店長として、「つむじ風」を新規にオープンした。店名の「つむじ風」は「酒とコーヒー、自分の好きなレコードの回転するイメージが重なって、以前から使いたいと思っていた」という。
店内で目につくのは、たくさんのレコード。「どの作品を飾るかはその時の気持ちに応じて決める。レコードは耳で聴くのはもちろん、ジャケットのアートワークを眺めるのも手にとってみるのも楽しいという物としての存在価値がある。これまで縁のなかった人には新鮮に映るのでは」と田近さん。「デジタルとはまた違った人間っぽい自然な音の中でゆっくり過ごしてほしい。下北沢はレコードが買える地域なので、ショップで購入した後に持って来てもらえれば店内でかけることも可能」とも。
メニューは、ブレンドコーヒー(550円)、アイスコーヒー、カフェオレ(以上600円)。洋酒はジャパニーズ・ウィスキーを中心にバーボン、スコッチ(以上600円~)。そのほか、ビール、リキュール、ワイン、ソフトドリンク(以上500円~)。チャージはなし。
営業時間は15時~24時。火曜定休。