下北沢の一番街商店街を中心に2月3日・4日、「しもきた天狗まつり」が開催される。
過去の天狗まつりの様子 その2(しもきた天狗まつり公式ホームページより)
今年で86回目を迎える同イベントは、下北沢駅北口から5分ほど歩いたところにある、曹洞宗大雄山真龍寺(そうとうしゅうだいゆうざんしんりゅうじ)が、守護である道了薩?(どうりょうだいさった)という天狗を祀っていることから代々受け継がれている「下北沢の節分祭」。
3日には、大天狗・烏天狗を中心として、山伏・福男・福女などの「天下一天狗道中」が下北沢の商店街を福豆をまきながら練り歩く。
その際、「鬼は外」とは言わず、「福は内」を3回唱えながら豆をまくのが特徴で、これは福が充満することで自ずと鬼は退散するであろうという宗派の考え方からきている。
同日の14時5分から真龍寺特別ステージで、「シモキタエンターテイメント選手権」を開催。参加者によるお笑い、大道芸、ダンス、歌などが披露される。
開催前夜の2日には商店街の飲食店に烏天狗・山伏などが出没する「烏天狗道中前夜露払いの儀」が行われる。
最終日の4日には、スタンプを集めて賞品を懸けたゲームに参加する「天狗福豆・目方でドン!」や、同スタンプラリー参加者の先着30組が出場できる「鼻シップ選手権」などが開催。
同イベントの目玉企画として、1月27日から最終日の2月4日まで、参加資格を満たして撮影した写真をインスタグラムに投稿すれば、賞品が当たる「天狗自慢フォトコンテスト」も開催される。