下北沢で「路上演劇祭2 ~あなたの福神漬けになりたい~」が10月8日に開催される。
10月5日から14日間にわたって開かれる「下北沢カレーフェスティバル」の共同企画。演劇グッズ専門店「観劇三昧(ざんまい)下北沢店」を運営するネクステージによるイベントで、今年2月に第1回を行い、11組の劇団が参加した。初回の動員数は2日間で2600人。今回、下北沢交番前の小田急線跡地にフードコートやステージが特設される「ぱくぱくパーク」が会場となる。
「観劇三昧 下北沢店」店長の川本直人さんは「1回目を開催するまではどれくらいの人が見てくれるのか未知数だったが、当日はファンが最前列で見る中、たまたま通り掛かった方も『演劇をやっているんだ』と気軽に寄っていく様子が見られ、手応えを感じた。下北沢は地元の催しが頻繁に行われているので、路上のイベントにも慣れているのでは」と、話す。
参加する劇団は、「アガリスクエンターテイメント」「平泳ぎ本店」「吉田見本市」「なかないで、毒きのこちゃん」「MONO」「劇団子供鉅人(きょじん)」「劇団5454」「おしゃれ紳士」の8組。
「ぱくぱくパーク」では下北沢の文化を感じるイベント企画として、6日に「カレーまんのキッズダンス音楽祭」、7日に音楽イベント「下北沢にて×カレーフェス」が開催される。
川本さんは「演劇祭とカレーフェスという下北沢のイベントを同時に味わえるいい機会。演劇は初めてという方が観劇を体験する場にもなれば。3連休中の1日に開かれるので、ふらっと下北沢に来て楽しんでいってほしい」と呼びかける。