下北沢地区計画の見直しを求めて最後のアピール

プラカードや楽器を持ちパレードを行う住民たち

プラカードや楽器を持ちパレードを行う住民たち

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 10月17日、下北沢商業者協議会によるサウンドパレード「下北沢INSIST!~世田谷区長よ、シモキタの声を聞け!!~」が行われた。

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 パレードは、世田谷区による下北沢全体の大規模な再開発の見直しを求め、7月に東京都へ提出された事業認可申請を取り下げてもらうのが目的。翌18日には幅26メートルの道路「補助54号線」の新設や、駅前を高層ビル街にするなどの「地区計画」が都の都市計画審議会を通る見込みであることもあり、集まった人々の間には緊張した面持ちが見られた。

 下北沢club251(世田谷区代沢5)で正午過ぎに行われたオープニングには、平日の昼にもかかわらず地域住民や商店主など約150人が続々と終結。同協議会関係者らが計画見直しに対する宣言後、渋さ知らズ・下北沢分隊や大阪から応援に駆けつけたソウルフラワーユニオンの中川敬さん、河村博司さんなどがライブを展開した。

 引き続き行われたサウンドパレードにも100人以上が参加し、club251前から世田谷区役所近くの若林公園(世田谷区若林4)までの約3キロメートルを行進しアピールを行った。

 パレード終了後、同協議会関係者が同区熊本哲之区長との面会を求めたが、要望が実現することなく解散。同協議会の大木雄高代表は「話し合いの場を持てなかったことは非常に残念」とため息を漏らしていた。

下北沢商業者協議会

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