「下北沢で茶摘みと製茶体験ツアー」が旧柳澤邸(世田谷区大原1)で4月28日、開催される。
かつてお茶の産地だった下北沢を知ることをテーマに、毎年新茶の季節に開いてきた同イベント。当日は、旧柳澤邸、大原一丁目柳澤の杜(もり)市民緑地内の各所に植えられている茶葉を摘み、茶師10段である「しもきた茶苑大山」(北沢2)の大山泰成さんを講師に迎え、手いりの「世田谷新茶」を作る。
しもきた商店街振興組合同)理事長の柏雅康さんは「現在はまだ採れる茶葉が少なく、他の場所で摘んだ茶葉とブレンドして新茶を作るが、昨年植えた苗木が成長すれば1~2年後には100%下北沢産の新茶を作ることができる。下北沢は明治時代までは茶畑だった。100年以上前の下北沢を感じていただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。参加費は5,000円。前日までに要予約。