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茶畑があった下北沢で製茶体験 来春完成予定の駅地下の工事見学も

下北沢駅工事の様子

下北沢駅工事の様子

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 下北沢で11月3日に、「製茶体験+下北沢駅工事見学まちあるき」が開催される。

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 当日は9時45分に下北沢駅北口に集合し、工事中の下北沢駅の工事現場を見学。旧柳澤邸へ移動して茶葉を収穫し、晩茶(ほうじ茶)の製茶を体験する。製茶の講師は茶師十段である「しもきた茶苑大山」の大山泰成さん。

 今年4月に実施された「製茶体験+下北沢まち歩き」では、神奈川、埼玉、新潟からも参加があったという。同イベントでまちのガイドを務める「しもきた商店街振興組合」理事長の柏雅康さんは「近隣に住んでいて、明治時代まで下北沢でお茶の栽培がされていたことを知らなかったという方もいる。若者のまちというイメージが強い下北沢の違った一面を体験してもらえたのでは」と振り返る。

 前回の製茶体験では、旧柳澤邸で摘んだ茶葉に御殿場で購入した新茶を加えたものを使ったが、今回は全て下北沢産の茶葉を使用する。まち歩きツアーは前回からのリピーターもいることを想定し、今回は来春完成予定の下北沢駅の工事見学を組み込んだという。当日は小田急電鉄のスタッフがガイドで同行。「一般の方は工事中の駅に入って見る機会がない。完成前の、今でしか見られない駅の姿を見ていただきたい」と参加を呼び掛ける。

 「製茶体験などを通じて、次の世代にもまちのレガシーを引き継いでいって欲しい」とも。

 参加費は5,000円。要事前予約。参加の申し込みは、商店街のホームページから可能。

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