クラブ&ライブハウス「CREAM」(世田谷区北沢2)が1月31日、下北沢にオープンする。
ライブハウスやロックバーなどに勤務してきた、海宝はるなさん、城戸珠美さん、木村優実の3人が中心となり切り盛りする。海宝さんは「バンド系とDJ打ち込み系との現場単位での隔たりや化学反応の少なさにジレンマを感じていた。もっと身近に生の音楽を、それもジャンル問わず感じられる場があれば、可能性はまだまだ広がると考えていた」という。
同店は、地下1階=DJイベントを主軸としたクラブスペース、1階=スタンディングバー、2階=バンドによるライブを主軸としたライブハウス、として運営する。
海宝さんは「基本的に、イベントをやっていても1階のスタンディングバーはどなたでも入れるようになっており、音を聴きに上下のフロアに移動する際にエントランスチャージが発生する。そのため、従来のライブハウス、クラブよりもより気軽に音楽を感じられる場所になっている。再開発が進む下北沢で、新しい大人の遊び場として、面白いコンテンツ、空間を提供していければ」と話す。エントランスチャージは1,000円。
11月15日からテスト運営を始め、グランドオープンの1月31日から2月2日までの3日間はイベント「CREAM 0th Anniversary」を開催する。15時スタート(31日は17時)。
テストオープンから1カ月がたち「まだ新参者の私たちだが、音楽が強く根付いている下北沢で初日からたくさんの方に来店していただき、感謝の気持ちでいっぱい」と海宝さん。「毎日試行錯誤しながらDIYで店内を少しずつ変化させている。まだまだ課題も山積みだが、もっと良い環境でお客さまに楽しんでいただけるよう進化させていきたい」と意気込む。
スタンディングバーの営業時間は17時~24時(土曜・日曜・祝日は15時~)。