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下北沢のライブハウス、クラファンで営業継続図る リターンに出演者グッズ

同ライブハウスの女性スタッフ

同ライブハウスの女性スタッフ

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 下北沢のライブハウス「下北沢WAVER(ウェイバー)」(世田谷区北沢2)が現在、クラウドファンディングで営業継続を図っている。

同ライブハウスのステージ

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 2006(平成18)年に営業を始めた同店。下北沢駅から徒歩3分という立地を生かし、学生イベントやツアーリサイタル、レコーディングなどにも対応してきた。

 新型コロナウイルスにより3月はイベントや出演キャンセルが相次ぎ、100万円の赤字になった。緊急事態宣言を受け4月から5月6日まで休業し、売り上げはゼロ。固定費により毎月150万円のマイナスとなり経営を圧迫していることから5月4日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でプロジェクトを立ち上げた。

 リターンには、元フーバーオーバーのボーカル&ギター 岩沢正美さんがデザインしたフェースタオル、Ao(アオ)のボーカル&ギター 安田貴広さんがデザインしたTシャツなどのオリジナルグッズなどを用意する。

 「開始当初から、温かい言葉と支援に心から感謝しかない。『協力する場所がほしかった』との言葉をたくさん頂いたことに驚き、感銘を受けた。現在はまだ何もお返しができる状況ではないが、協力いただいた皆さまに帰れる場所を作るために継続する義務があると思っている」と同店を運営するwaver(世田谷区)社長の大和田浩司さん。「今は世の中全ての人たちが大変だと思っている。今までの下北沢も変わっていく下北沢も、魅力的な街を継続できるように、下北沢に降り立つ皆さんでつくり上げていければ」とも。

 募集期間は6月30日まで。

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