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下北沢拠点の演劇ユニット、公演準備金募る リターンに「生電話」も

演劇ユニット「ゾルタクスゼイアンの犬」

演劇ユニット「ゾルタクスゼイアンの犬」

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 下北沢で舞台活動する演劇ユニット「ゾルタクスゼイアンの犬」が現在、クラウドファンディングで公演の準備金を募っている。

キャストからの「生電話」も

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 俳優の橋沢進一さんがプロデュースする同ユニットは、昨年7月から活動を開始。今年4月に下北沢「駅前劇場」(世田谷区北沢2)で公演予定だった喜劇「クワイエットトーク」が新型コロナウイルスの影響で延期となったことを受け4月8日、次回以降の公演の準備金として100万円の資金をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で募った。

 支援のリターンには「ゾルタクスゼイアンの犬」や、橋沢さんがプロデュースする公演「宇宙一超絶技巧雑技団」の割引券のほか、キャストの直筆サインや「生電話」などを用意する。

 「一人一人が大変な中、多くの方に好意を持って受け止めてもらえて大変感謝している。このプロジェクトを通して人の優しさや温かさを改めて感じた。もちろん防疫を守りつつ一日も早く皆さまに舞台を楽しんでいただけるよう準備をしているので、さらなる理解と支援をお願いしたい」と橋沢さん。「下北沢が大好き。笑わせることが大好き。30年近く下北沢で喜劇を上演してこられたのは、ひとえに皆さまのおかげと心から感謝している。活気あふれる下北沢を取り戻す一助となれれば。この未曾有(みぞう)の事態を一緒に乗り越えていきたい」とも。

 募集期間は6月25日まで。

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