食べる

下北沢にカレーとジェラートの店 千歳船橋の完全予約制カレー店の姉妹店

ピンクグレープフルーツカルダモンとヨーグルトレモングラスの「ジェラートW」

ピンクグレープフルーツカルダモンとヨーグルトレモングラスの「ジェラートW」

  • 3

  •  

 カレーとジェラートの店「Curry Spice Gelateria KALPASI(カリー スパイス ジェラテリア カルパシ)」(世田谷区北沢2)が6月21日、下北沢にオープンする。

「Curry Spice Gelateria KALPASI」店内。席数は12席

[広告]

 2016(平成28)年に千歳船橋にオープンしたカレー店「Kalpasi」の姉妹店。同店は「完全予約制」「メニューはおまかせ1種類のみで毎週変わる」「夜のみの営業」(月に1度だけランチ営業あり)という独自のスタイルで、3年間全営業日が予約で埋まる人気店となった。

 下北沢店は予約制ではなく、カレーに加えてジェラートも主力とした2本柱で営業をする。店主の黒澤功一さんは「コースの最後に出しているジェラート作りが面白く、さらにジェラートを食べたお客さまから『おいしい』『新しい味だね』『ジェラート屋さんをやってください』などのうれしい言葉をたくさん頂き、期待に応えたいと思うようになった。スパイスは熱い料理に使われるイメージが多いと思うが、冷たいデザートに取り入れることで、今までに食べたことのない味がまだまだ作れると感じていた」と話す。

 カレーは不定期にレシピを変える予定で、メニューは「カレー2種」(1,200円)、「カレー3種」(1,390円)、「ジェラートW(ダブル) 」(530円)、「カレー2種 ジェラートセット」(1,680円)など。「カレーもジェラートも2種類以上の味が混ざることによる味の変化を楽しんでもらいたい」と黒澤さん。

 4月にオープン予定で準備を進めていたが、新型コロナウイルスの影響で開店できず、店舗の賃料などが発生していたことからクラウドファンディングを5月20日に開始。翌日に目標額300万円を達成した。「千歳船橋の店舗が駅から少し離れていることや、完全予約制で営業をしていることから、お客さまに支えていただいているという思いはもとより強くあった。今回のクラウドファンディングで本当にたくさんのお客さまから応援の言葉を頂き、その思いをより一層強く感じている」と言う。

 オープンに向け「下北沢はカレーの街としてカレーファンに認知されており、そこでカレー業界をもっと盛り上げるような新しいことに挑戦してみたいと考えた。カレーの街である下北沢で『カレー屋が作るジェラテリア』は今までにない店だと思っている。カレー屋だからこそ作れる新しい味のジェラートを、カレーファンの皆さまに味わってもらえたらうれしい。?当店だけではなく他店のカレーを食べた後にでもフラッと立ち寄ってもらえるような店になれば」と意気込む。

 営業時間は11時30分~22時30分。オープンから当面の間は試運転期間として12時~18時に短縮して営業する(カレーはテークアウトのみ、16時まで)。木曜定休。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース