下北沢の映画館「K2」(世田谷区北沢2)で6月24日、難民支援のための映画上映会が開催される。上映作品は「マイスモールランド」。
国連UNHCR協会は、映画を通じて難民問題を多くの人に知ってもらうための「難民映画祭」を毎年開催。今回は同イベントの特別企画となる「難民映画祭パートナーズ」となり、上映後は「マイスモールランド」を手がけた川和田恵真監督と、ナッケン・鯉都UNHCR駐日首席副代表、保坂展人区長のあいさつも予定する。
同作は、埼玉で同世代の日本人と変わらない普通の高校生活を送っていた17歳のクルド人サーリャが、あるきっかけで在留資格を失い、当たり前の生活が奪われてしまうことから展開する物語。上映会を主催するせたがや国際交流センターの担当者は、「映画を見ることで難民について考えるきっかけになれば。特に若い人に見てほしい」と来場を呼びかける。
料金は、一般=1,800円、学生・22歳以下・60歳以上=1,500円、高校生・18歳以下=1,000円。6月20日10時から、K2のウェブサイトと会場で販売する。