「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」が現在、世田谷文学館(世田谷区南烏山1)で、開催されている。
江口寿史さんは1977(元号)年にデビュー、「すすめ!!パイレーツ」や「ストップ!!ひばりくん!」などのギャグマンガで人気を博し、広告や雑誌、レコードジャケットなどを手がけるイラストレーターとしても活動してきた。同展は漫画にスポットを当てる。
世田谷文学館の広報担当者は「江口さんは『漫画の中にイラストレーションを描く』という独自の手法の追究で漫画の世界に新たな可能性を見いだした人。会場では、漫画と関わりのあるイラストと漫画原稿を共に展示している」と話す。
10月28日と11月3日には、江口さん本人が登壇してその場で即興スケッチを行う「ライブスケッチ」を開催。観覧無料。11月25日には、江口さんと漫画家とり・みきさんとのフォークデュオ「白い原稿用紙」によるコンサートも開く。料金は2,500円。いずれも要予約。
同展の入場料は、一般=1,000円、シニア・大学生・高校生=600円、小中学=300円、障がい者=500円(要手帳提示)。来年2月4日まで。