映画×アパレル×ガラス作家のコラボ企画-下北沢でトークショー

左から大槻さん、嶺川さん、山本さん、木村さん。

左から大槻さん、嶺川さん、山本さん、木村さん。

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 下北沢南口の短編映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5、TEL 03-3414-0433)で2月18日、「SHADOW GRAPH」とのコラボレーション企画「ひかりとかげSELECTION@Tollywood-“光と影”の短編映画」特集上映に合わせ、製作者らによるトークショーが行われた。

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 同プログラムは、アパレルブランド「tiny dinosaur」(デザイナー=山本尚美さん)と、ガラスアートユニット「JUNIO」(木村泰明さん、いすゞさん)が1月18日より行ってきた展示イベント「SHADOW GRAPH」とのコラボレーション企画。映写機を使用し、ガラスやニットに光を通してイメージを投影、素材や作品の美しさを光と影で表現した同展示会に合わせて、「光と影」をテーマに独自の視点で映画作品をセレクト。人生の苦みと甘さを描いた「ビタースイート BitterSweet」(女池充監督)や、「トリコロール」などで知られる巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督が体制下のポーランドを描いた「煉瓦工」など9作品が、同館で上映された。

 最終日となったトークショーには、同館代表の大槻さん、デザイナーの山本さん、ガラス作家の木村さん、展示会の音楽を担当したエレクトロニカ・ミュージシャンの嶺川貴子さんが参加。「自分の感性だけで作ったら予想できないような作品ができて楽しめた」(木村さん)、「山本さんのニットと木村さんのガラス。質感はまったく違うけれど2人の温度が感じられるような作品」(嶺川さん)、「作りたいものだけ作る自己満足な表現に甘えている若い人が多いように感じる。受け手を意識すると作り方も変わってくるはず」(大槻さん)など、それぞれものづくりについての意見を交わし、観客をうなずかせていた。

「光と影」をテーマに短編映画特集-アパレル&アート展示会とコラボ(下北沢経済新聞)光と影SELECTION @ Tollywood

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