シネマアートン下北沢（世田谷区北沢1、TEL 03-5452-1400）は3月19日、映画「東京ソーダ水」の上映後に、同映画に出演した荒木裕子さんをゲストに招きトークショーを開催した。

　同作品は、東京に住む8人の女性の日常を追ったドキュメンタリー映画。アルバイトをしながら音楽の道へ進もうとする女性や、ポールダンスの世界大会を目指す女性などを描写している。荒木さんは普段、映像編集、音響、ライター、オペレーターなど多方面の仕事で活躍。映画では、それらの仕事の合間を縫って、下北沢の再開発問題に取り組む団体「Save the 下北沢」の活動に参加する姿が描かれている。

　今回トークショーに出演したのは、荒木さんと「Save the 下北沢」代表の下平さん。下北沢の再開発について「何のために、なぜ行動するのか」を熱く語り、荒木さん自ら会場を回りながら参加者聴に直接質問をするなど、会場全体を引き込んだトークショーとなった。

　荒木さんは「この映画は『もがきながらも、信念を持って生きることが大切』ということを伝えたいのだと思う。世の中の枠に収まりきらなくて弾き出されがちなものに、光を当てるような行動をしたい」と話す。

　上映は20時30分～。料金は、一般1,500円。今月21日まで。

下北沢の再開発問題に取り組む女性がドキュメンタリー映画に（下北沢経済新聞）「Save the 下北沢」下平さんが老舗沖縄料理店のオーナーに東京ソーダ水UPLINKシネマアートン下北沢Save the 下北沢