下北沢北口の雑貨店「Khopchai（コプチャイ）」（世田谷区北沢2、TEL 03-3466-2339）で5月上旬より、下北沢の街並みをグラフィカルに描いたオリジナルマグカップが販売されている。

　同店は昨年12月にオープンした「世界各地の雑貨を集めた」セレクト店。約10坪の店内には、主に手工業で生産された世界各地のインテリア用品や雑貨、日本の伝統工芸品など約2,000点の商品を並べる。客層は幅広く、海外からの観光客も多い。

　今回販売を開始したマグカップは、「下北沢駅南口」「今は無き一番街ゲート」「取り壊された南口商店街の旧ゲート」「開かずの踏み切りと南口駅前商店街」の4種類で、どれも下北沢の代表的な光景。すべて専属のデザイナーが実際の写真をもとにデザインした。

　商品の生産・販売を決めたきっかけについて、店長の出来里望（いずき･りぼ）さんは「下北沢のお土産になるものを作りたかった」と話す。下北沢に住んでいる客だけではなく、観光客などにも好評で、今後さらにデザインを増やし販売を続けていく予定だという。価格は1,050円。

　「開発で消えていってしまう風景や、独特の街並みをデザインに取り入れたことが特徴。下北沢の『ざわざわ、だけどゆったり』した雰囲気を感じてもらえると思う」（同）とも。

　営業時間は11時～20時。

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