京都在住作家のコラージュアート展-着物の端切れ使った作品も

展示される作品の一つ。タイトルは「ときのしらべ」

展示される作品の一つ。タイトルは「ときのしらべ」

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 下北沢北口のギャラリー「AB-OVO(アブオーヴォ)」(世田谷区北沢3、TEL 03-6411-5727)で8月29日から、美術作家の曼陀羅(まんだら)りえさんの個展「コラージュアート展ときのたび-time traveling-」が行われる。

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 同展で展示するのはコラージュ作品。曼陀羅さんは、おおよそのアウトラインを決めてデザインカッターを使用し、フリーハンドで紙や布を切りとって接着する方法でコラージュを制作している。「ちぎり絵のような印象を持たれる方が多い」(曼陀羅さん)という。

 曼陀羅さんは京都市在住。沖縄の大学でデザインを学んだ後にインドネシアに移住。現地で知り合ったミュージシャンでカナダ人の夫とともに台湾などに滞在しながら、個展や音楽活動を続けてきた。紙と布は旅で訪れた土地で集めたものを使っている。会場では、京都の着物の端切れを利用した作品も併せて展示する。展示作品数は約20点。

 曼陀羅さんは「ギャラリーの雰囲気や手作り感が、時の旅というテーマと合っていると思う。作品を通して自分自身の過去や経験を見つめてもらいたい」と話す。

 開催時間は12時~20時。入場無料。9月9日まで(9月3日は休廊)。

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