下北沢南口の北沢タウンホール(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8006)で12月23日、女子プロレス団体「アイスリボン」の興行「アイスリボン28 北沢大会」が開かれる。
プロレスラーのさくらえみさんが主宰する同団体は、「mixi」コミュニティーでの交流をきっかけに生まれ、2006年に旗揚げした。現在は、さくらさんがコーチを務める体操教室出身の小学生を含む、20代前半が中心の12人の選手が所属。ロープのない低反発マット上で行うスタイルで知られ、常設会場の「市ヶ谷アイスボックス」(新宿区)や千本桜ホール(目黒区)で、週1回のペースで興行を開いている。
通常のプロレスのリングが舞台の今回の大会には、体重60キログラム以下の選手限定のトーナメント「ICE×60」の初代王者決定戦に挑む、小中学生の選手を含めた6人ほか、さくらさん、同団体最高顧問のミスター雁之助さん、希月あおいさん、松本浩代さんらが出場する。
さくらさんは「(技術的に)つたない選手もいるが、全体的に妙な勢い、元気がある。こんなプロレスもあるんだと(観客を)驚かせたい」と意気込みを話す。
開場13時30分、開演14時。料金は、指定席前売り=3,000円、当日=3,500円ほか。