下北沢の英国式バー「ヘブンズドア」、1日も店を閉めずに10周年迎える

10周年の垂れ幕の前で乾杯をするポールさんと同店スタッフら

10周年の垂れ幕の前で乾杯をするポールさんと同店スタッフら

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 下北沢南口の英国スタイルのバー「Heaven’s Door(ヘブンズドア)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3441-6774)が12月11日、オープンから10周年を迎えた。

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 店舗面積は約35坪、席数は50席。店内の壁には、海外の映画俳優の切り抜きや写真が所狭しと貼られている。DJイベントやアコースティックライブ、映画上映、チャリティーイベントなどさまざまな企画を月に数回行う。また、店内の本棚にインテリアとして並ぶ英語の古本の販売も行なっている。

 オーナーはイギリス人のポール・デイビスさん。15年ほど前から下北沢に在住。同店オープンには、「音楽や映画などの文化を共有し、日本人と外国人が出会える場、友人になれる場を作りたい」という思いがあったという。ポールさんは同店を「大好きな場」と語り、オープンから10年間、店を開けない日は1日もなかったという。今月12日に行なわれた10周年記念パーティーには、約150人の客が足を運んだ。客層は日本人7割、外国人3割程度で、海外からの観光客が訪れることも多いという。

 フードメニューはミックスナッツなどのおつまみ(300円~)やサンドイッチ(500円~)などの軽食類を提供する。11周年を迎えるにあたり、今後メニューを増やす予定。

 ポールさんは「この場は僕の一部分で、人生の一部。この店は、すべてにつながっていると感じている。今月で10周年を迎えることができたが、今後もたくさんの人に来てもらいたい」と話す。

 営業時間は、月曜~金曜=18時~翌2時、土曜・日曜=16時~翌2時。

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