下北沢南口の本多劇場(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で行われる観客参加型コメディー劇「THE LEFT STUFF」のチケットが1月30日から発売される。
同作は、1997年に結成した演劇集団「Piper(パイパー)」の8回目となる公演作品。女優の相武紗季さんの初舞台となることからも注目を集めている。
舞台は、海底に埋没する莫大な次世代エネルギー「メタンハイドレード」を調査すべく結成された研究施設。研究施設には「海の家」と呼ばれる設備があり、ここで「海底調査員」の選考が行われる。「海の家」に送り込まれた候補生、男性6人、女性1人が7日間にわたって奮闘を繰り広げる。観客は、役者らが候補生として7日間を演じた後で誰を「採用」するかを実際に投票する。
相武さんは候補生の女性を演じる。初舞台について、相武さんは「ストーリーを最初から最後まで一気に演じたことがないので、テンションの維持やセリフ覚えなどに不安は感じる」としながらも、「初舞台はすごく楽しみ。いろいろ緊張することもあると思うが、パイパーの皆さんに引っ張ってもらって、笑いを届けられるように頑張りたい」と意欲をみせる。
出演者はパイパーのメンバーのほか、俳優・岡田義徳さん、「ガレッジセール」の川田広樹さん。
公演は4月10日~25日。チケット料金は前売り・当日ともに6,800円。全席指定。チケットの発売は10時から。