下北沢のミニシアターで映画「下北沢で生きる」-下北沢の変遷など描く

スクリーンを見つめながら上映への思いを話す「トリウッド」代表の大槻貴宏さん。「再開発に賛成も反対もしていない多くの人たちにこそ、見てもらいたい作品」

スクリーンを見つめながら上映への思いを話す「トリウッド」代表の大槻貴宏さん。「再開発に賛成も反対もしていない多くの人たちにこそ、見てもらいたい作品」

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 下北沢南口の映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5、TEL 03-3414-0433)で2月21日から、ドキュメンタリー映画「下北沢で生きる(シモキタ2003 TO 2014)」が上映される。

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 昨年10月に行われた下北沢の道路計画・再開発計画の問題をアピールするイベント「SHIMOKITA VOICE 2014」で上映された同作品。「SHIMOKITA VOICE」のこれまでの活動と下北沢の街の変遷を描いている。「SHIMOKITA VOICE」の実行委員長を務める大木雄高さんが「トリウッド」代表の大槻貴宏さんに一般公開できないかと打診した結果、今回の上映が決まった。

 大槻さんは「イスラム国や原発の問題など、さまざまな情報があふれてくるようになった今、それらをひとごとのように感じてしまう人も多い。下北沢の再開発問題というテーマは身近に感じやすいものだと思うので、この作品を通じてあらゆる問題に当事者意識を持ってもらえたらと思い上映を決めた」と話す。「この作品を上映することが再開発の反対を意味しているわけではなく、まずはこうした事実があることを多くの人に知ってもらい、見てくれた人たち自身で賛否の判断をしてもらいたい」とも。

 チケットは、一般=1,400円、シニア・学生=1,100円。世田谷区在住・在勤者は世田谷区割引の適応で1,000円。上映後のトークショーも予定している。詳細は「トリウッド」ホームページで確認できる。火曜定休。上映は3月13日まで。

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