プレスリリース

サンスター、「Sunstar Mouth-to-Body Health Institute」を発足世界の研究者・臨床家と共に口腔と全身の健康の関連についての研究を推進科学的知見を予防とケアへ

リリース発行企業:サンスター株式会社

情報提供:

 サンスターグループ(以下、サンスター)は、口腔の健康と全身の健康の関連について科学的研究を深め、その知見をより良い予防とケアにつなげる研究を加速することを目的に、グローバルな科学プラットフォーム「Sunstar Mouth-to-Body Health(TM) Institute」を2026年11月3日(火)に発足しました。

 本機構では、歯科、医科、微生物学、免疫学、栄養学、行動科学、公衆衛生学など幅広い分野の研究者や臨床家、科学分野の専門家による国際的なネットワークを構築し、分野を超えた連携を通じて、口腔の健康と全身の健康の繋がりや疾患予防におけるお口の健康の役割について研究を進めます。こうした分野横断的な研究を通じて科学的知見を深め、その成果をより良い予防やケア、生活者の日々の健康行動につながる実践的な価値として社会に還元することを目指します。
 サンスターは30年以上にわたり、お口と全身の健康の関連に着目し、研究や国際的なパートナーシップ、医療従事者への教育などに取り組んできました。本機構は、科学に基づくイノベーションとコラボレーションを通じて、口腔から全身へとつながる健康の発展をリードし、より良いオーラルヘルスを通じて、世界中の人々のより健やかな暮らしの実現に貢献します。




<Sunstar Mouth-to-Body Health(TM) Institute設立の背景>
 世界の医療制度は、高齢化と慢性疾患の増加という複合的な課題に直面しています。一方で、歯科医療と一般医療は、現在も分かれて提供・管理されることが多いのが実情です。そのため、両者の連携を強化することが予防やケアの向上につながるという、より確かな科学的根拠が求められています。

 これまでも口腔内の細菌、慢性炎症、免疫応答、オーラルマイクロバイオームの変化と、全身の健康との繋がりについて研究が進められていますが、疾患によって研究成果の確実性はさまざまです。
 本機構では、これらの研究を基盤として、確立された知見とさらなる検証を要する領域を見極めながら、複数分野を横断する研究を促進し、専門家同士や社会との対話の充実を図っていきます。

<Sunstar Mouth-to-Body Health(TM) Instituteの体制と初期の重点領域>
 本機構の共同議長には、ニューヨーク州立大学バッファロー校 歯学部 学部長のDr. Marcelo W.B. Araujo氏と、サンスターの臨床・メディカルアフェアーズ担当グローバル責任者であるRachel Chau氏が就任し、各分野の専門家であるメンバーがこれを支えます。
 本組織の活動は、「Research Excellence(研究の卓越性)」、「Innovation Translation(イノベーションの社会実装)」、「Scientific Engagement & Communication(科学的エンゲージメントとコミュニケーション)」の3つの柱を中心に組織されます。
 また、本機構には、グローバル科学諮問委員会が設置されます。同委員会は、本機構の科学的方向性について助言・監督を行います。メンバーには、共同議長を務めるDr. Araujo氏に加え、歯周病学分野から英国・バーミンガム大学名誉教授のDr. Iain Chapple氏(MBE)、歯周病学・口腔再生医療分野から米国・ハーバード大学歯学部長のDr. William V. Giannobile氏、歯周病学・再生歯科医学分野から大阪大学名誉教授の村上 伸也氏、歯周病学・歯周組織再生分野から中国・上海交通大学臨床教授のDr. Maurizio S. Tonetti氏ら、外部の専門家が含まれます。
 上記の方々を含め、詳細については以下をご参照ください。
URL  https://www.institute.sunstar.com/jp/people

 本機構の初期の重点研究領域としては、歯周健康科学、口腔の健康と全身の健康との関連、オーラルマイクロバイオームの3領域に注力します。最初の研究プログラムについては、11月3日に京都で開催された発足会議において、メンバー間で合意されました。近年、マイクロバイオーム科学、免疫学、バイオマーカー解析などの分野における技術的進展により、研究者は口腔と全身の健康との関連性を、これまでより深く掘り下げて探求できるようになっています。本機構は、こうした研究の進展を基盤として、新たな科学的知見を医療従事者や生活者にとって実用的な利益へとつなげていきます。


 本機構の活動の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
URL https://www.institute.sunstar.com/jp

<Sunstar Mouth-to-Body Health(TM) Institute 議長および科学諮問委員コメント>
Dr. Marcelo W.B. Araujo (共同議長/ニューヨーク州立大学バッファロー校歯学部 学部長)
 現在、私たちは研究ツールや分析技術が進歩し、学際的な研究体制も整ったことで、以前は不可能だった方法で口腔と全身の健康の繋がりを調査できるようになっています。口腔の健康と全身の健康を結びつける科学的根拠は増え続けていますが、重要な疑問はまだ残っています。生物学的な仕組み、臨床的な意義、そしてどの知見がより良い予防とケアを支えるのかについて、より明確な理解が必要です。また、単一の分野だけでこれらの疑問に答えることはできませんので、分野を超えた、組織を超えた協力が必要だと考えています。

Rachel Chau (共同議長/サンスター臨床・メディカルアフェアーズ担当グローバル責任者 )
 本機構の活動を通じて、長期的には、本機構が口腔と全身の健康に関する学術および科学的なコミュニケーション、イノベーション、そしてより良い健康管理において、国際的なリーダーとなることを目指しています。

Jennifer Zhu(科学諮問委員会メンバー/サンスター消費財事業グローバル研究開発責任者)
 歯科学の範囲を超えて、長期的な可能性が広がっています。時間とともに、新たなより強固な科学的根拠が積み重なることで、臨床教育、予防ケア、ヘルステクノロジーにおける新しいアプローチの発見につながるでしょう。そのためには、社会への応用を研究の最終段階として位置づけるのではなく、研究の初期段階から一貫したプロセスの一部として組み込んでいくことが重要です。最終的には、この科学的な進展が、世界中の人々が口腔と全身の健康を日常的な習慣としてより良く管理できるようになることを願っています。

<Sunstar Mouth-to-Body Health(TM) Instituteとサンスターとの関係>
 本機構は、日本で創業したオーラルヘルスケア企業であるサンスターグループが設立・支援しています。サンスターは30年以上にわたり、米国のジョスリン糖尿病センター及びニューヨーク州立大学バッファロー校、イタリアのピサ大学、オランダのアムステルダム歯科学術センター、日本の東京大学における教育・研究及び支援プロジェクトを含め、グローバルな口腔と全身の健康に関する研究を支援してきました。
 こうした研究の例としては、2019年にジョスリン糖尿病センターと共同で実施した、1型糖尿病を50年以上患っている170人を対象とした歯周の健康に関する研究が挙げられます。また、1979年に歯周病研究者であるDr. Robert Gencoが率いる研究フェローシップから始まったニューヨーク州立大学バッファロー校との共同研究も、その一例です。この協力関係はその後、2020年に設立された「Sunstar Robert J. Genco Endowed Chair(サンスター・ロバート・J・ゲンコ講座)」にもつながっています。

【サンスターグループについて】
サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者向けの製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車や建築向けの接着剤・シーリング材、オートバイや自動車向け金属加工部品などの産業向け製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte.Ltd.(シンガポール)を中核会社とする企業グループです。

100年mouth100年health
人生100年時代、サンスターが目指すのは、お口の健康を起点とした、全身の健康と豊かな人生。毎日習慣として行う歯みがきなどのオーラルケアは、お口の健康を守り、そして全身の健康を守ることにもつながっています。
100年食べ、100年しゃべり、笑う。一人ひとり、自分らしく輝いた人生、豊かな人生を送るためにも、お口のケアを大切にしていただきたいと考えています。今後もお口の健康を起点としながら全身の健康に寄与する情報・サービス・製品をお届けすることで、人々の健康寿命の延伸に寄与することを目指していきます。




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