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冊子「とりあえず、シモキタで降りなよ。」、小田急が無料配布-地元用語集も

下北沢駅構内で冊子ラックの横に立つ木谷さん

下北沢駅構内で冊子ラックの横に立つ木谷さん

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 小田急電鉄が現在、下北沢ゆかりの著名人5組10人の対談などを掲載した特別冊子「とりあえず、シモキタで降りなよ。」を配布している。 

冊子「とりあえず、シモキタで降りなよ。」

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 10月31日から始まる同社主催の「シモキタに行こうキャンペーン」に先駆けて配布する同冊子。内容は菊地凜子さん(女優)と坂本美雨さん(ミュージシャン)、渋川清彦さん(俳優)と渡辺大知さん(ミュージシャン)、大山卓也さん(ナタリー編集長)と仲俣暁生さん(編集者)、角田光代さん(作家)と江國香織さん(作家)、ピースの又吉直樹さん(芸人)とCOWCOWの善しさん(芸人)の対談を掲載するほか、下北沢をもっと深く知るために覚えておきたい「シモキタ用語」を網羅した「下北沢すぐに使える用語集77」も掲載。同キャンペーン中に「OPカード(小田急ポイントカード)」を提示すると会計が10%割引となる飲食店など64店の紹介と参加店のマップも掲載している。

 キャンペーンを担当する同社の木谷周吾さんは「『OPカード』を通して下北沢を盛り上げる構想はあったが、『OPカード』だけで若年層のお客さんに下北沢まで足を運ばせるのは難しいと思い冊子を作ることにした。コンセプトは『シモキタを再発見』。当社だけでは伝えられなかった下北沢の良さを、著名人の方たちがさまざまな切り口で語ってくれたので、対談を通して楽しく下北沢を知ることができると思う」と話す。

 制作を担当したのはクリエーティブ・カンパニー「東京ピストル」(渋谷区)。木谷さんが冊子のデザインを考えるために書店に立ち寄ったところ、同社が制作するシティカルチャーマガジン「TOmagazine」が目に入り、依頼するきっかけになったという。同社編集部は「下北沢は俳優やミュージシャンが身近に感じられる街。そういった雰囲気が読者にも伝わるように、著名人の方たちには実際に下北沢の店に入って対談をしてもらった。読者が下北沢の街を歩きたくなるようなものを目指した」と話す。

 木谷さんは「目的はあくまでも下北沢の活性化。今回参加していただいた64店の方たちが『冊子を持った人が来店してくれた。参加して良かった』と言ってくれるまでは気が抜けない」と話す。

「シモキタに行こうキャンペーン」は10月31日~11月16日。「とりあえず、シモキタで降りなよ。」は同期間中、小田急線新宿駅西口地下と下北沢駅構内、下北沢南口、下北沢のキャンペーン参加店で無料配布する。

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