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下北沢の「鳥友」が25年ぶりに復活 オーガニック田舎料理を提供

同店で提供されるオーガニック食材の料理

同店で提供されるオーガニック食材の料理

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下北沢のオーガニック居酒屋「鳥友」(世田谷区北沢2、TEL 03-6804-7673)が12月1日、営業を再再開して1カ月がたった。

店主の上岡智行さん

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 席数はカウンターと座敷席を合わせて27席。同店は東通りで25年前まで営業していた老舗で、現店主の上岡智行さんは、前店主の婿。飲食業界に20年間務めた後、前店主の誘いで店主になったという。

 料理には化学調味料を一切使わず、天然醸造の自然調味料を使う。「もとは焼き鳥屋だったが、前店主が健康のために家庭で玄米食を始め、無添加の物にこだわったり、化学調味料を使わなくなったりしたことが、オーガニック居酒屋に変わったきっかけ。健康、安心、安全を基本方針にした料理を提供している」と上岡さん。

 メニューは、佐賀県の自然飼育で育った地鶏を使った「田舎鳥串焼」(1本200円~)、皮料理の名物「ぺっちゃん」(700円)、 有機または低農薬栽培の野菜などを使った「みそ煮込」「鶏と野菜田舎煮」(以上、600円)、季節によって変えるイワシ料理「鰯つみれ汁」「鰯なめろう」(以上、580円)、秋田県産の玄米を使った「つくね親子丼」(800円)、鶏ガラ・煮干し・カツオを5~6時間煮込んだスープで作る「締めの特製オーガニックらーめん」(650円)など。

 上岡さんは「一度は閉店したが前店主の食に対する思いの強さから再オープンした。常連客だった人の子どもがお客として来てくれて、親子二代で利用していただけていることが、とてもうれしい。外観は多少入りにくいと言われるが、おいしい料理をリーズナブルに提供しているので、初めての方も気軽に来ていただきたい」と呼び掛ける。

 営業時間は17時~23時30分。水曜定休。

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