経堂南口のスタンドバー「後藤醸造」(世田谷区経堂2、TEL 03-6751-0698)がオープンして2カ月がたった。
国産のクラフトビールを常時4種類そろえる同店。現在、酒類製造免許を申請中で、将来はバーと併設した醸造所の開設を目指している。醸造所が開設されれば世田谷区としては初となる。
開店のきっかけについて、店長の後藤健朗さんは「前職で営業の仕事をしている時に、山梨県甲府で出合ったアウトサイダーブルーイングというビールの奥深い香りと味わいに感動して、自分もものを売る側ではなく作る側になりたいと思った」と話す。
おつまみも充実させ、「スパイシーピーナッツ」、3種類の味が選べる「ポテトサラダ」(以上300円)、「しょうがの豚肉巻き」「生ハムルッコラサラダ」(以上600円)などが人気という。
10月27日には、常陸野ブルーイング・ラボ協力の下、「経堂エール」というオリジナルクラフトビールを開栓。「30~40代の方々に気軽にどんどん楽しんでいただけるよう、アルコール度数の低いあっさりとしたエールビールに仕上げた」と後藤さん。今後は「季節もの、例えば今はパクチーエールがお客さまから要望が強いので機会があれば挑戦したい」とも。
営業時間は15時~22時30分。