下北沢にフレンチビストロ-本場仕込みの若手シェフが開く

店長のKyosukeさんはとても気さくな人柄。右手に持つのは自作のワイン(グラス800円~)

店長のKyosukeさんはとても気さくな人柄。右手に持つのは自作のワイン(グラス800円~)

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 下北沢北口の一番街商店街に3月2日、フレンチビストロ「Petit Debut(プティ・デビュー)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-9222)がオープンした。

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 店長でシェフのKyosukeさんは現在30歳。19歳でフランスへ渡り、ワインや料理を勉強した。帰国後25歳で下北沢にフランス料理店を始め、4年目となる今年、新店舗を開いた。

 店名の「Petit Debut」はフランス語で「小さなスタート」を意味する。同店では「u」の上に「`」をつけて表記している。「フランス語では本来『`』は付かないが、あえて付けることで『前向きに上がっていこう』という思いを込めた」という。

 料理は「プティ・デビュー前菜盛り合わせ」(1,500円)、「田舎風パテ」(750円)、「キッシュ・ローレーヌ」(850円)、「鴨モモ肉のコンフィー」(1,800円)など、Kyosukeさんがフランス時代に食べた大衆食堂の田舎料理を再現。一般的なフレンチに比べボリュームがあり、「1人3,000~4,000円の予算で充分楽しめる」という。

このほか、日替わりで魚料理、肉料理(各1,500円~)、サラダ(500円~)、スープ(600円~)なども。ランチはリゾットランチ、キッシュランチ(各900円)など。ワインはグラス500円から。南フランス産やロワール地方産などフランス産のものを中心に約30種類をそろえる。

 店舗面積は15坪で、テーブル20席とカウンター7席を用意。パーティーにも対応する。「船長の家がテーマ」という店内にはフランスの田舎を思わせるアンティーク雑貨を置き、エントランス近くにはKyosukeさんの妻がデザインした同店のイラストを飾る。

 Kyosukeさんは「気軽に美味しいフレンチを楽しんでもらえるよう、素材は産地直送のものを使い、メニューもなるべくリーズナブルに提供できるよう工夫している。毎日でも通いたくなるような、地元の人に愛される店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は、平日=18時~翌2時、土曜・日曜・祝日=12時~翌2時。火曜定休。

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