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下北沢でフグの食べ歩き-都条例改正で取扱可能な「身欠きフグ」提供

「世界ふぐ協会」の打ち合わせの様子

「世界ふぐ協会」の打ち合わせの様子

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 下北沢南口にカフェ&バー「BucXus(バックス)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6316-6150)で10月14日、「身欠き(みがき)フグ」を楽しむイベント「世界ふぐフォーラム2012 in 下北沢」が開催される。

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 東京都の条例改正により、有毒部位が除去されたフグであれば都内では1日から専門の調理師がいなくてもフグを提供できる。同イベントは、この改正を受けて企画。主催は今年7月に設立し、世田谷区上馬の行政書士・渡部由佳さんが会長を務める「世界ふぐ協会」。渡部さんの実家は千葉で飲食店を営んでおり、「東京都の飲食店では身欠きフグが扱えるようになったが、千葉ではまだ取り扱えない。飲食店のメニューを増やしサポートするためにも、多くの人に身欠フグのおいしさを伝え、他県でも取り扱いできるようにアピールしたかった」と開催のきっかけを話す。

 イベントは申込制。当日は「日本人はフグをなぜ食べるのか」についての説明を受け、同店や串揚げ居酒屋「宇吉」、炭火焼き鳥店「三日月ロック」(以上、北沢2)など10店で、串カツ、イタリアン、スパニッシュ、天ぷら、沖縄料理など多様な調理法の身欠きフグを食べ歩く。アヒルの有精卵をゆでた「バロット」など世界の珍しいメニューも用意するという。

 渡部さんは「外国人にも参加を呼び掛け、国際交流をしながらフグを楽しむイベントにしたい。下北沢は若い人が多いので、たくさんの人に参加してもらえれば」と呼び掛けている。

 開催時間は17時~。料金は、日本国籍の人=2,000円、外国籍の人=1,000円(ワンドリンク付き)。ホームページで参加を受け付けている。

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