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下北沢に立ち飲み焼き鳥「串鬼(ツラヌキ)」-昼飲み対応で差別化

店のマスコット「ツラヌキくん」と店長の杉本志郎さん

店のマスコット「ツラヌキくん」と店長の杉本志郎さん

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 下北沢南口に立ち飲み焼き鳥店の「串鬼(ツラヌキ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6699-9743)がオープンして1カ月がたった。

鉄廃材で作られたツラヌキくん

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 店舗面積は約7坪。カウンター4席以外は立ち飲みスペース。1月末まで同所で営業していた焼き鳥店「三日月ロック」スタッフの杉本志郎さんが店長に新任して場所を引き継ぎ、業態も刷新した。

 パンクロックやハードコアをBGMに、15時から店を開ける。「有名ライブハウスが近いので、ライブへ行く前に一杯やってほしい。下北沢は夜型の店が多いので、昼飲みができる場所として差別化を図っている」と杉本さん。将来的にはスタッフを増やし、午前中から営業することも計画しているという。「朝から焼き鳥で一杯、という新しいスタイルを発信したい」とも。

 メニューは部位に関わらず均一料金で提供する「焼き鳥」各種(1本162円)のほか、ハラペーニョとトマトで煮込む「鶏もつトマト煮込み」(432円)、チーズが大量に乗った「鬼チーズポテトフライ」(410円)など。一人客でも食べやすい量を意識しているという。ドリンクは生ビール(ジョッキ486円、グラス324円)、「ウィスキーソーダ」(410円)など。杉本さん自身がライブハウスへ行く前に気合い付けに愛飲するという「テキーラ」(ショット540円)も用意する。

 現在35歳の杉本さんにとって、下北沢は「10代の頃からライブへ通っている愛着のある街」という。「長年活躍し続けるバンドのように、ブームに左右されず、ずっとこの場所で存在感を放っていきたい。音楽談義に花が咲く場所にしていければ」と話す。

 店頭にはモヒカン頭のパンクロッカーを模した鉄製のオブジェ「ツラヌキくん」を置く。音楽の縁で知り合った廃材アーティストJUNK LAW(じゃんくろう)さんに製作を依頼し、串鬼のマスコットとして来店客を出迎える。

 営業時間は15時~23時。

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