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下北沢で日本とインドをつなぐファッションイベント 広島の学生団体が企画

「TENTOTE」店内に立つ宮本正美オーナー(左)と、「Mode for smiles」東京スタッフの山本歩さん(中央)、豊原智恵さん(右)

「TENTOTE」店内に立つ宮本正美オーナー(左)と、「Mode for smiles」東京スタッフの山本歩さん(中央)、豊原智恵さん(右)

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 下北沢で6月28日~7月5日の8日間、ファッションイベント「Make a Smile(メイク ア スマイル)」が開催される。主催は広島を拠点にする学生団体「Mode for smiles(モード フォー スマイルズ)」。

当日販売する「花のブローチ」

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 ファッションを通じて発展途上国の女性の自立支援を図る同団体。広島で6月20日に日本とインドで作った衣装のファッションショーを開催後、下北沢を中心に都内で衣装の展示会やワークショップなどのファッションイベントを行う。

 同イベントの売り上げ金やクラウドファンディングの支援金を元に、インドでもファッションショーを行う予定。日本からインドへ持っていく衣装のいくつかは、現地でさらに装飾を重ね、再び日本に戻ってきた際には別の作品として生まれ変わるという。帰国後にも展示やファッションショーを予定している。

 下北沢では開催期間中、「es caf?/Dining(エスカフェダイニング)」(世田谷区北沢2 、TEL03-5452-0508)で、衣装の展示を行う。このほか、6月28日には雑貨&カフェ「TENTOTE(テントテ)」(同、TEL 03-6751-3832)で、同団体主催のエコバッグ作成ワークショップ、衣装の展示、雑貨の販売、インド料理の提供を行う。雑貨は「花のヘアゴム」(600円)、「花のブローチ」(600円)、「サリーリボンのヘアピン」(300円)など。同店のドリンクメニューも通常どおり提供する。

 同団体の東京スタッフである豊原智恵さんは、下北沢を東京での開催地に選んだ理由について、「イベントや団体の存在を知ってもらうために、発信力のある街で開催する必要性を感じた。下北沢は独特なファッションがあふれる街で、今回のイベントに適していると思った。当団体のメンバーは広島には多いが、東京では一緒に活動してくれる仲間が少ないので、共感してくれた人とつながっていきたい」と話す。

 同代表の伊達文香さんは「学生をはじめ、地元の家族連れや社会人の方たちがふらっと寄ってくれたらうれしい。インドや発展途上国の女性活躍支援問題をできるだけ多くの人に知ってもらうためにも、今回のイベントを一回きりのものにせず、地道に継続していきたい」と話す。

 「テントテ」の宮本正美オーナーは、「店頭のスペースレンタルを告知していたところ、『モードフォースマイルズ』さんから打診があった。当店が雑貨の販売で障がい者の支援を行っていることもあり、スタンスが似ていることからイベント趣旨に賛同し協力することとなった」と話す。

 開催期間は、「テントテ」が14時30分~20時。「エスカフェ」が12時~24時。水・木曜定休。クラウドファンディングは「Makuake(マクアケ)」にて7月末まで実施している。

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