下北沢北口に民泊バー「International Bar Eight」(世田谷区北沢2、TEL 090-6126-7870)がオープンして2カ月たった。
同店はもともと民泊ホスト4人の共同出資で作られたイベントスペース。個人宅を宿泊施設として貸し出す家の持ち主「ホスト」と、民泊の利用客である「ゲスト」の交流の場にするため、バーの営業をスタートした。客層は民泊のゲスト、ホストのほか、不動産関係者、物件のオーナーらが来店する。
オーナーの田所周平さんは「4年前から渋谷で10軒、下北沢南口で1軒の民泊のホストをしている。民泊を複数扱うと利用するゲストとのやり取りがラインなどになり、コミュニケーションが希薄になる。バーで親睦を深めるのが狙いだった」と話す。
同店ではバー営業のほか、民泊のホストに向けたミートアップや、訪日外国人向けカラオケパーティーを開いている。
「外国の方は日本のカラオケが大好き。当店で一番人気のあるサービスだと思う。セミナーはホストに関心の高い内容を中心に、民泊のプラットフォームとなる会社から社員を講師に招いている。民泊の運営代行会社はAirbnb(エアビーアンドビー)以外にもAgoda(アゴダ)などいろいろとあり、事業者からの新しい情報が必要になっている」と田所さん。
今後の展望について、「下北沢に住む方のリピーターを増やし、地元に根付いた店にしていきたい」とも。ドリンクメニューはビール、ウイスキー、日本酒など(以上 700円)。
営業時間は20時~翌3時。