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「下北沢演劇祭2019」開催へ 下北各所で公演、一般公募の新設プログラムも

「コード・コード・コード'19」演出のスペースノットブランク(撮影:ダンオゥケ・カールソン)

「コード・コード・コード'19」演出のスペースノットブランク(撮影:ダンオゥケ・カールソン)

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 毎年恒例の演劇イベント「下北沢演劇祭」が2月から、下北沢各所で開催される。本多劇場やザ・スズナリなど多数の劇場があり「演劇の街」と呼ばれる下北沢を舞台に、1990年にスタートしたイベントで、来年で29回目を迎える。

下北沢演劇祭2019のポスター

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 今回は全24団体が参加し、約1カ月にわたり、下北沢各所で公演が行われる。中心となる企画は「下北ウェーブ2019」「演劇創作プログラム」「コード・コード・コード'19」。

 「下北ウェーブ」は2017年に始まり、下北沢の演劇シーンに「新たな波を起こす団体」の発掘・育成や、劇場公演の在り方の再発見を目指す若手支援企画。参加団体を公募し、今回は「女の子には内緒」「かまどキッチン」、福井裕孝さんが選出された。

 「演劇創作プログラム」と「コード・コード・コード'19」は第4回以来開催されてきた一般参加型企画「世田谷区民上演グループ」をリニューアルしたもの。

 「演劇創作プログラム」は言葉を用いて物語性を重視することをテーマに、「流山児★事務所」の小林七緒さんが演出する劇作家ソーントン・ワイルダーの「わが町」と、「ネオゼネレイター・プロジェクト」の大西一郎さんが構成・演出する「THE LAST SHOW~追想の街で~」の2プログラムを上演する。

 「コード・コード・コード'19」はスペースノットブランクさん演出による「言葉だけでは満ちたりぬ舞台」を上演。同作について、下北沢演劇材実行委員会事務局の篠塚智子さんからは「せりふを発することよりも体を動かして表現することを目的とした、演劇祭のラストを飾るにふさわしい作品」とコメントする。

 問い合わせは本多劇場内の同実行委員会事務局(TEL 03-3468-0030)、または世田谷区北沢総合支所地域振興課(TEL 03-5432-3333)まで。3月3日まで。

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