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鉄道跡に「世田谷代田キャンパス」 農大卒業生の醸造酒販売も

「世田谷代田キャンパス」の外観

「世田谷代田キャンパス」の外観

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 世田谷代田に4月13日、複合施設「世田谷代田キャンパス」(世田谷区代田3)がオープンした。運営は小田急電鉄。

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 コンセプトは「日々の暮らしをちょっと豊かにし、人々が気軽に集える地域のコミュニティーハブ」。地域ににぎわいを創出し、地域内外の人と人がつながる場を提供する。小田急線代々木上原駅~梅ヶ丘駅間の鉄道地下化による鉄道跡地の土地利用を目的に計画された。

 2階には、世田谷区内にメインキャンパスのある東京農業大学のオープンカレッジ施設を新設。定期的に市民講座を開催するほか、講座時間外には一般会議室として、教育研究やサークル活動、地元公共団体の会議やイベント会場としても貸し出し、地域に開かれた施設を目指す(10時~20時)。

 1階にある「農大ショップ」(10時~18時。日曜定休)では、同大学のオリジナルグッズや卒業生が醸造した日本酒やみそなど、食と農業に関する商品を販売する。「イル・フィーゴ・インゴルド」(港区)や「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ」(渋谷区)などのイタリアンレストラン業態を展開するクラノデザインコンサルタント(世田谷区)による新業態カフェレストラン「CAFE HELLO」(10時~23時。水曜定休)では、朝から夜まで時間帯によって異なるメニューを提供する。

 小田急電鉄CSR・広報部の斉藤庸介さんは「近隣の下北沢も含めて、地域に新たな魅力とにぎわいを創出し、地域内外の人と人とがつながる場にしたい」と意気込む。

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