「第29回 下北沢音楽祭」が7月4日~7日の4日間、下北沢で開催される。
下北沢の商店街や町会、学校、ライブハウスなどが協力して作り上げる音楽祭で、室内の限られた空間だけでなく、下北沢の街全体が音楽にあふれる同イベント。「異世代共存響声」をテーマに、子どもから年配者まで、訪れる全ての人が「音楽を通じ、街を感じ合い、絆を結び合うイベント」を目指している。
始まりは1991年、北沢タウンホールの開館を記念して行われた音楽祭。その後、地元ライブハウスも加わり、街なかの各所でステージに設け野外フリーライブも行うなどして、現在のスタイルになった。
期間中、下北沢各所で行う屋外フリーライブ「フラフラ下北沢」、北沢タウンホールなどで行う「ヨナヨナ下北沢」、ブラスバンドが町内を練り歩く「クリーンクリーンパレード」などを繰り広げる。
実行委員長の柏雅康さんは「下北沢は山や川などの自然は多くないが、ライブハウスや音楽ホールはたくさんある。そんな下北沢をみんなが胸を張って『ふるさと』と思っていただければ。再開発が進み、大きく変わろうとしている下北沢に、いろいろな夢を描けるような音楽祭にしたい」と意気込む。
プログラムなど詳しくはホームページで確認できる。