「街歌物語 Vol.1 下北沢、高円寺、吉祥寺のストリートから街を紡ぐ。」が5月30日、北沢タウンホール(世田谷区北沢2)で開催される。主催のせたがや音楽プロジェクト(世田谷区)。
ストリートミュージシャンらのライブを交えながら、「ストリートミュージック」について考え語り合うイベント。
当日にナビゲーターを務める、せたがや音楽プロジェクト副代表の下平憲治さんは、下北沢で40年以上続く老舗ライブバー「下北沢Never Never Land」のオーナー。「下北沢が音楽の街といわれて久しいが、その看板がありながらもストリートで演奏することが難しくなっていたりする。高円寺ではストリートミュージックの文化が根付き、毎日アーティストが活躍している。街によって環境が違う中で今ストリートミュージックはどこを目指すのが良いか。そもそもストリートミュージックに決まりがある必要はないんじゃないか。ストリートで演奏することでうれしかったこと、悲しかったこと。街にはいろいろなストーリーがある。それらを互いに共有しながら歌と物語がつづることができれば」と話す。
出演は、下北沢、高円寺、吉祥寺の路上やライブハウスで音楽活動をする、グッナイ小形さん、高橋のりえさん、宏菜さん。
下平さんは「下北沢では再開発でできた広場や空き地を、みんなが協力し合っていろいろなイベントを開催し、街を盛り上げてきた。街歌物語もその一環。下北沢にいる皆さんは、シモキタという文化が大好きだと思う。観客としてだけでなく、スタッフやプレーヤーとして参加いただきたい」と呼び掛ける。
19時開場、19時30分開演。チケット価格は1,000円。