ワークショップ「下北園藝探検隊」が10月26日、下北沢で開催された。
下北線路街で下北沢らしい地域の緑を「つくり、つかい、そだてていく」ためのコミュニティー団体「下北線路街園藝部」を地域内外の人とつくることを目的に始まった同ワークショップ。企画・運営は、まちづくりやランドスケープデザインを専門とするフォルク(文京区)。
当日は20人が参加。4つのグループに分かれて探検に出掛け、下北沢の街中にある個性的な鉢植え、家庭菜園、巨木、珍樹など、地元の人々が大切に育ててきた「緑」を見つけ、「線路街空き地」でそれぞれ探検の様子を報告し合った。
参加者たちは「普段はあまり意識したことがなかったが、探索してみると下北はとてもたくさんの緑であふれていた」「報告会も驚きと笑いがいっぱい。やはり下北の緑はディープだった」などと話していた。
運営担当者は「2時間の探索時間はあっという間の楽しさだった。下北の緑を楽しみたい気持ちさえあれば、植物に詳しくなくても誰でも気軽に参加できる。今後もご参加いただければ」と呼び掛ける。
次回開催は11月17日。下北線路街空き地で「鉢植えづくりワークショップ」と「シモキタのまちとみどりに関するトークイベント」を行う。