島根県のご当地ハンバーガー店「三瓶バーガー・トーキョー」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-1238)が8月20日、下北沢にオープンした。
2004(平成16)年4月に島根県大田市三瓶町で創業した同店。下北沢店は出雲大社店に次ぐ3店舗目で、都内初出店となった。店内には大型の島根県の観光マップを用意し、視覚的にも楽しめる店づくりをしている。
店長の谷口小太郎さんは「高級志向のグルメバーガーや大衆的なファストフードとしてのハンバーガーとは違い、1,000円前後でも食べることができて素材にこだわりがあり、親しみやすいハンバーガーを目指している」と話す。下北沢を選んだ理由について「サブカルチャーの発信地としても有名なため、いい意味で島根出身という三瓶バーガーの持つ田舎的な魅力が強みになると思った」という。
ハンバーガーは、三瓶山の形をイメージしたオリジナルのゴマバンズ、つなぎを使わない島根県産の牛豚合いびき肉100%のパテ、島根県産の野菜を使うなど、島根県産の食材にこだわる。
バンズはグリラーで焦げ目が付くまで焼き上げ、香ばしい香りとカリッとした食感に仕上げる。パテは炭火で焼き上げることで「うま味を閉じ込め、余計な脂が落ちるので冷めてもおいしく食べられる」という。
メニューは「三瓶バーガー」(680円)、島根県名産のわさびじょうゆ漬けをマヨネーズであえてトッピングした「わさびバーガー」(850円)、オリジナル唐辛子ソースの「KARAI奴」(800円)、2種類のチーズを使った出雲大社店のオリジナルバーガー「出雲スペシャル」(1,000円)など。そのほか、島根県産の野菜や果物を使用したオリジナルドリンクなど用意する。
谷口さんは「1人でも多くの方に、このハンバーガーを食べていただくため、一つ一つ丁寧に愛情を込めたハンバーガーを提供したい。島根の魅力をこの下北沢からたくさん発信できれば」と意気込む。
営業時間は11時~22時。