若手クリエーターの作品を中心にさまざまなジャンルの映画を上映するイベント「ごった煮映画祭りin下北沢」が12月16日から、下北沢の映画館トリウッド（世田谷区代沢5）で開催される。

草場尚也監督「スーパーミキンコリニスタ」

　上映するのは、事務局のプロデューサーが参加を呼びかけた若手作家や団体のほか一般公募に応じた人の作品。第14回下北沢映画祭グランプリを受賞した「MY HOMETOWN」や、ロングラン上映された「スーパーミキンコリニスタ」、テレビドラマや映画を手がける堤幸彦監督の「Trinity」ほか約40作品を集めた。

　ジャンルを問わず作品を集めた趣旨を同イベントのプロデューサー・キュレーターの百々保之さんは「インディペンデントの映画作家・俳優・スタッフと、劇場やメディアなどを結びつけようと企画。トリウッドの協力で開催にこぎ着けた」と話す。「作品のジャンルや尺、製作年数などに制限をかけない、まさに『ごった煮』のようなイベント」とも。

　期間中は12プログラムを提供。上映作品の長さによって五本立てまで用意する。1プログラム当たりの料金は、一般＝1,800円、大学・専門＝1,500円、シニア＝1,200円、高校生以下＝1,000円。12月29日まで。