下北沢に伊・南チロル料理専門店-バール形式では日本初

内装は「堅苦しくない雰囲気」(掘さん)を目指したという

内装は「堅苦しくない雰囲気」(掘さん)を目指したという

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 下北沢南口に昨年11月7日、南チロル料理専門店「BAR BOLZANO(バール・ボルツァーノ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-5210)がオープンした。

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 南チロルとはオーストリアとスイスの国境に面する、イタリア北部の一部地域を指す名称。南チロルは海に面しておらず山沿いの地域であるため、伝統的に肉料理やチーズなどの保存食などがよく食べられてきた。バール形式で南チロル料理を専門に提供する店は日本初だという。

 同店の人気メニューは「サラミの盛り合わせ・自家製ピクルス添え」(950円)で、豚ハムや牛ハム、鳥のジャーキーなどを盛り合わせたもの。「スペッツレ」「フェットチーネ」「キタッラ」など、数種類の手打ちパスタ(680円~)も提供する。同店をプロデュースする南チロル料理レストラン「クチーナ・チロレーゼ三輪亭」(豪徳寺)の三輪シェフが考案し、イタリア国内でも販売されている「MIWA(ミワ)」など、南チロル厳選のチーズも4種類ほど提供・販売する。

 店舗面積は15坪で、席数は25席。入り口付近にはたるを3つ設置し、外での立ち飲みもできるようになっている。内装には木材を多く使い、店内の要所には南チロルでよく見られるという青色を使用した。

 店長の堀潤一郎さんは「南チロルのことを知らない方が多いが、『こういう料理もイタリアにあるのだな』と納得してくれる客が多い。カフェだけの利用でも大歓迎」と話す。オープン以降、30~50代の男女を中心に多くの客が訪れ、2日に1度足を運ぶ客もいるという。

 営業時間は月曜~金曜=17時30分~深夜、土曜・日曜・祝日=11時30分~深夜。チャージ料は300円(着席の場合のみ)。

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