服飾雑貨にその場でイラスト画-下北沢に女性アーティストが期間限定店

店内に立つトリゴエユイさん

店内に立つトリゴエユイさん

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 下北沢北口の複合商店街「西洋百貨店」(世田谷区北沢2)内に9月4日、1カ月限定の「トリゴエユイショップ」がオープンした。

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 トリゴエさんは1984年生まれのイラストレーター兼アーティスト。今年の春にニューヨークで展示を行うなど、国内をはじめ海外でも活躍している。年末にはベルギーでの出展予定も。

 店舗面積は4坪。店内にはオリジナルのアクセサリーやイラストが描かれた洋服や帽子や靴などの服飾雑貨が並ぶ。既製の洋服なども販売し、その場でデザイン画を描くサービスも。トリゴエさんは昨年まで主に絵画を描く活動に専念していたが、今年初めごろより洋服や靴、バッグ、小物などにデザイン画を描く試みを始めたという。

 トリゴエさんの作品について、同店スタッフの遠藤さんは「下書きをせずにその瞬間に描きたいものを描くのが彼女のスタイル。かわいらしい雰囲気やエスニックな雰囲気、幾何学的なデザイン、動物や植物モチーフまでさまざまな顔を持つ」と話す。洋服や服飾雑貨、携帯電話などを持ち込み、希望のデザイン画をオーダーする客も少なくない。デザイン画はワンポイント1,050円~。

 同店は、同商店街内で営業をしていたアクセサリーショップ「Laboure(ラブレ)」の店舗を使う。トリゴエさんが下北沢のレンタルボックス店「flower(フラワー)」(北沢2)に出店していた際、「Laboure」のオーナーに声をかけられたのがきっかけで今回の出店が決まったという。

 トリゴエさんは「お客さまと接し、オーダーをいただいて、目の前で絵を描くことで日々勉強させてもらっている。インターネットの写真で見るのと生で見るのは違うので、たくさんの方に生で作品を見てもらいたい。期間限定だが、ぜひ一度足を運んでいただければ」と笑顔で語る。

 営業時間は12時~20時30分。今月30日まで。

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