下北沢に多目的カフェ-23年間営業の居酒屋から業態転換

座敷席からは、ステージを見上げる形になる。すでに、結婚パーティー会場としての利用予約も入っている

座敷席からは、ステージを見上げる形になる。すでに、結婚パーティー会場としての利用予約も入っている

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 下北沢南口に9月30日、ライブ&フリースペースカフェ「YURAx(ユラクス)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3422-9460)がオープンした。

 店舗面積は20坪。テーブル席8席と、座敷やソファ席。家具はすべて可動式になっており、客数によって席数を調節する。座敷にある小上がりのステージの面積も、出演者の希望により変えることが可能。店名は店長・久恒大(ひさつね・だい)さんの長女・裕來(ゆら)さんに由来し、「ゆるりとリラックス」の意味をかけたという。カフェとしての利用も可能だが、アコースティックライブやお笑いライブ、朗読会や小芝居の開催、結婚パーティー会場としてなど、多目的に使用できるスペースを目指す。

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 同店を運営するのは「ふうせんや」(同)。同社はこれまで約23年間、同所で居酒屋「鯉のぼり」を営業してきた。橋本千枝子社長は「下北沢は変化していくが、『芝居と音楽の街』であることは変わらない。どんなに才能のある人間も最初はお金がないのが当たり前。お金がなくても、皆さんの才能を生かせる場を作りたかった」と話す。業態変更を考えていた時期、「鯉のぼり」の客でもありライブハウスなどで音響の仕事をしていた久恒さんに橋本さんが声をかけたのがオープンのきっかけとなった。

 フードメニューは「枝豆」「手羽元の赤ワイン煮」などのおつまみ(500円)やサラダ類(500円~)、パスタ(700円~)などを豊富に取りそろえる。ランチタイムには日替わりランチ(680円)なども提供。「長年の居酒屋経験を生かし、材料さえあれば何でも作る」と橋本さん。ドリンクメニューはコーヒーなどのソフトドリンクからアルコールまでを取り扱う。フリースペース、ライブ会場としての使用料金は交渉制。

 久恒さんは「音楽や芝居など表現の形は何でも構わない。『これを伝えたい』という思いを持っている人に発表の場として利用してもらいたい。お客さまが仕事帰りに一人でもフラリと立ち寄ってご飯を食べていける場、人と人とが知りあえる場となれば」と笑顔で話す。

 営業時間は11時~翌2時。

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